40度が普通になると

 40度を超えるところが増えてきた。今年は暑い、今年は暑いと言われてきて、もう何年になるのだろうか。冷夏というのは、もう二度とやってこないような気がする。農業も漁業も、温暖化を当たり前として既に対応しているが、人の在り方、生き方も政策的に今後を想定していかなければならないと思う。
 40度が当たり前になってくると、例えば屋外イベントなんかは許可制にしなければならない。場所がどうだとか道路がどうだとかではなく、「40度を超えた場合はすぐに中止」という条件を科さねばならない商業イベント〜大規模イベントは現状少なくない。
 商店街などは霧噴射が頭から降ってくるような工夫をしている所もあるが、街は今まで以上の暑さ対策〜義務化、規制、大幅な援助・補助が必要になるだろう。
 スポーツなんかはもちろん規制の対象だ。このままやっていると、死者が多発する事態がやってくる。小手先の対策をちまちまとやっているようだが、甲子園大会は大改革をしなければそのうち大変な事態を招いてしまうのではないか。
 深刻なのはクーラーの無い独居老人だ。経済的な理由からクーラーをあまり使わない、若しくはクーラーの無い老人宅も多い。
 そうそう、家のクーラーが故障した。経年も相応だし家電量販店に行ってみたが、取り付け工事まで約三週間もかかると言われた。冗談ではなく、死が迫ってくるような気がした。

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