どうすれば政治家は日本の将来を優先するだろうか

 いつも言っているが、日本の政治家は数年先しか見ていない。十年、二十年、三十年先を見据えた政治をしない。いや、出来ない。政治の趨勢を決める解散総選挙がいつあるのか分からず常に臨戦態勢で、自分が生き残るためには先の政策なんぞやってられないからだ。ではどうするか。解散システムをやめれば良いのか?
 解散がなければ国民に信を問う事が出来ない。総理の解散権は基本的にはそのままで良いと思う。
 まず参議院議員の任期を十二年としよう。主に国の長期ビジョンを考える仕事と衆議院チェックに自動的にシフトしていくと思う。
 そして任期の丁度半分に来た時、つまり六年後にこの議員を辞めさせるか否かのチェックをする。時折衆議院選と一緒にやる最高裁判官国民審査と同じ手法だ。裁判官はほとんど全く知らないのでバツをつける気にはならないが、政治家はそうはいかない。いるのかいないのか分からないような議員は、これにて自動失職させられる。翌月辺りに、いなくなった参議院議員のところばかりの全国統一補欠選挙をやればいい。
 少子化、人口減もマンションの廃墟化もFラン大学の退場も介護問題も、徐々に解決策が生まれてくるだろう。

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