参議院選挙の本当のテーマ

  消費税をどうするのかも、参議院選挙の争点の一つかもしれない。しかしもっと重要な争点がたくさんある。

1、 8000万になる人口の30年後の生活スタイル、都市づくりをどうしていくのか。
人口減は決まっている。どう増やすかを言う政治家は多いが、縮小してどうするかを語る政治家はほぼ皆無だ。
2、 30〜50年後に爆増する古いマンションをどう解体するのか。特にタワマン。
 今のままの建て直し既定が通用するわけがない。
3、 そろそろホントに、子供を増やすためにどうするのか。
今までは小手先ばかり。少子化は三十年前から叫ばれていた。
4、 若い女性の地方離れをどうするか。
ますます子供は減るばかり。
5、 食糧戦略をどうしていくか。輸入できなくなった場合など。
ウクライナ侵攻で食糧危機が現実化。
6、 これから日本は何を売って儲けるのか。
米と科学技術しかないと思う。
7、 教育費をどこに重きを置いて国家予算を使うのか。
低年齢基礎学力と理科学教育だろう。
8、 増えすぎた大学の潰し方。市場原理のなすがままで良いのか。
私学助成金の大幅カット。
9、 増え続ける医療費をどこで歯止めをかけるか。
薬価の改定、超高額薬の限定保険化と外国人不正使用への対応など。全然足りないけど。
10、20年後誰が国民の介護をするのか。
  徴兵制ならぬ徴農制と徴介護制。
11、激増している無年金、資金がなくて暮らせない老人をどうするのか。
  体が動く人は強制労働。 
12、移民を受け入れるのか受け入れないのか。
  中長期的スパンで移民が成功した国は無い。

 米の値段や諸々の失言は、これらに比べてあまり矮小案件だ。

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