カッコいい候補者は‥‥

 「選挙は勝たなければ意味が無い」よく使われる言葉だ。
 しかしそれを目的としない候補者は昔からいた。よくあるケースは、選挙で知名度を上げてから別の選挙に出る手法だ。例えば市長選挙に負けるのを承知で出馬し、自分の知名度を上げ、その先にある県議選を本命としている、なんてのだ。こういうのはあまり好きではないが、まあ、戦法として全然無いとは言えない。真剣ならば、それはそれでアリだろう。
 しかし近年はホントーに、ただ売名行為だけ、もしくはビジネスに繋げよう、などという輩が少なからず出現している。ソッコーでより効果的な法対応が求められるだろう。
 都議選における再生の道は、正直よく分からなかった。当選者ゼロでも創設者は満足だったらしい。次の何かを狙っているのだろう。創設者自身はそれでいいのかもしれない。しかし候補者募集に応じ、兵隊のようにかき集められ出馬して落選した者たちは、絶対に満足できなかっただろう。本来ならば党のリーダは、責任を問われるところだ。しかしそんな声は一切聞かれない。これも新しい政治の形なのかもしれないが、私にはさっぱり理解できなかった。
 選挙に出るといったん決めた者は、死に物狂いで必死に戦ってほしい。たまに「スマートな選挙をやって議員になりたい」という人もいるが、間違って勝ってもロクな未来が開けてこないのは私が保証しよう。

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