自民党の改選参議院議員や候補者たちが苦しんでいる。もちろん裏金問題や石破総理の商品券配布問題の余波が続いているからだ。特に新人は「俺のせいじゃねえのに」とみんながみんな、心の中では鬱憤が渦巻いている。
衆議院候補たる全国各地の支部長らも同様だ。先が見えてこないだけに、より一層憤懣やるかたない。きちんと地元活動をやっている人ほど、地元有権者からの圧風は避けようがないようだ。
参議院候補も衆議院候補もその苦労は気の毒に思うほかないが、不思議なのはそんな状況の中、普通に通常の量で活動している人の多いことだ。酷いのになると嫌みを言われるだけだからと、行くべき箇所にも行かないようになってしまっっている。こんなピンチの時こそ、逆風の候補者にとってチャンスとまでは言わないが、考えようがあるのではないか。
普段行かないような所にまで言って、積極的に文句を言われまくってはどうか。そしてひたすら頭を下げまくる。なあに、先方だってあなたが全面的に悪者だとは思っていない。不満をぶつけているだけというケースが殆どだろう。
黙って受け止めよう。あえて的になってあげよう。そしてより具体的な不満を拾い上げていけば、きっと政治家としての糧になるに違いない。文句を言い続ける人たちの目はいずれ変わる。そんな自民候補者はおそらく少数派だ。光輝く可能性はより高まってくる。
こんな時に味方になってくれる人たちは、きっと本物に違いない。
自民候補者はチャンスかも?

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