これは政治活動ではない。単なる慰労だ。
石破総理はそう言っているが、どこをどう考えても無理だろう。総理官邸で、官房長官や副長官が同席の元、衆議院議員一回生が集められたのだ。これを政治活動ではないとしたら、今後政治資金の受け渡しは抜け道オンパレードだ。
そもそも総理大臣としての物言いもどうかしている。「公選法の何条の何項に違反しているのですか」バカじゃないだろうか。利益供与なのだ。問答無用だろう。小学生低学年の頃「そんなことは言ってないぞ。じゃあ言ったのは何月何日の何時何分何十秒だ?」なんてケンカしていたが、それとほとんど変わらない。
何が国民イメージを低下させているのか。ご都合主義も行き過ぎているからだ。政治家は今まで「これだって立派な政治活動なんです」と言いながら、政治資金で飲食会合を繰り返してきた。「この和服も落ち着いて物事を考える時に必要で、政治活動なんです」と言って政治資金から拠出し、辞任に追い込まれた都知事もいらっしゃいましたな。
政治家のご都合主義は今に始まったことではないが、それにしても総理大臣だぞ。時代の変化、世論の流れ、自身に向かっている視線等々を想像できないものだろうか。
誰がリークしたのか、一部で話題になっている。旧安倍派だとか茂木前幹事長だとか、いろいろ言う人もいるが、そんなのはどうでもいい。たぶん全部違っている。
緩フン体質が産んだ野党の格好のエサ、それ以外の言葉は浮かばない。
国家のリーダーがこれ

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