今回の選挙で面白いなと思った事がある。
一つは移民問題だ。私が携わった選挙区の一つは事実上、自民党候補と旧立憲の中道候補の一騎打ちだった。移民の扱いで意見が分かれていた。
自民候補「ルールを守らない外国人労働者にノー。きちんと働き納税して、日本が好きで、法律を守る労働者を大切にするシステムを構築する」
中道候補「外国人労働者を無くして、地元の産業はもう成り立たない。排斥を叫ぶのではなく、共生できる社会を作っていかねばならない」
両陣営は部分的に結構この問題で盛り上がった。自民側の地方議員は「外国人問題には一切触れるな。特に福祉人材で、外国人をもっと増やさねばならないのだから」と主張し、自分のテリトリーでのこれら発言を封じた。
しかしこの両者の主張、実は大して違っていない。自民候補は「外国人労働者を入れるな」とは言っていないし、微塵もそんな事は考えていない。一方の中道側だって「違法外国人であろうが何であろうが入国させろ」とは一言も言っていないし、思いもしないだろう。
両者とも当たり前の事から一歩もはみ出していないのだ。具体的にどういうシステムを目指すのか、人数をどう考えるのか、短期的中長期的にどのような外国人との社会を構築していくのか、少なくとも有権者には全く伝わっていなかった。要はイメージの部分が非常に大きかった。強くて具体的な訴えとはかけ離れた現代選挙の戦い方を見たような気がした。
また急展開の解散総選挙という影響もあるだろうが、事務所電話、ファックス、コピーが無い事務所も結構あった。Wi-Fiは不可欠なので簡易なものを導入していたが、普段の事務所を選挙事務所に無理無理設えた選対もあって、時代の変化とともに激しいドタバタを感じた総選挙だった。
特に〝現代〟を感じたこと
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