下らない数字を振り回すな

 よく分からない理論をかざしながら、選挙分析をしている人がいる。自民党が獲得した票数が、全有権者の20何パーセントであり、それで七割近い議席数を獲得している。けしからん、と言いたいらしい。14議席を他党に譲ったのだから、ホントは七割を超えるけど。
 投票に行かなかった人をカウントして、投票率が低いので⚪︎パーセントの支持しか市長は得られていない、なんて論があるが、頭がどうかしているのではないか。投票に行かなかった人は「どちらが市長でもいいですよー」と言っているのだ。さらに「誰が市長でもいいですよー」と言っている。市長の獲得票と投票に行かなかった有権者数を足して、市民による市長の受け入れ度合いを考えるのが正しい。
 毎日が投票日のこのご時世、そいつが嫌ならばいくらでも他者に投票できるシステムだ。期日前投票はおろか、不在者投票、郵便投票だって可能だ。
 有権者には投票する権利の他に、投票に行かない権利もある。投票行動を促すのはいいが、強制的に投票をさせるとか、同調圧力はよろしくないと私は考える。
 投票行動は限りなく自由でなくてはならない。そして選挙を舐めてはいけない。決して歪められた数字が踊る舞台ではないのだ。結果が全てだ。

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